網膜剥離で手術をすることに!管理人の体験談

体験談

 

「左目に病気が見つかりました。手術しましょう。」

2020年1月9日、年末から左眼の奥に痛みが走ることがありましたので近所の眼科クリニックを受診しました。

単なる頭痛なのか、眼にも問題があるのかはっきりさせようとしたためです。

この時点では「眼には異常ないですよ~」と帰されるものだろうと思っていました。

 

眼底検査の結果、医師から出てきた言葉は予想を裏切るものでした。

診断名は裂孔原性網膜剥離というものでした。今すぐに大学病院を受診し手術を受けてくださいとの事です。

今回の場合、自分自身が持っていた強度の近視が引き金となる自然発生的な剥離との事です。(後述します。)

 

 

網膜剥離とは?今回のキーポイントは強度の近視

網膜剥離と言うと、球技やコンタクトスポーツで眼部に接触し発症するというイメージがあります。

外傷による網膜剥離は年齢問わず発症しますが、近視によるものは主に中高年以降に発症する傾向にあります。

 

網膜とは眼球の一番奥に広がる組織で、外界からの光の情報を視神経に伝える働きをします。

強度の近視がある方の場合、眼球は前後方向に引き伸ばされてしまいます。

硝子体と網膜に癒着がある場合、網膜は硝子体と共に強く引っ張られてしまいます。

それにより網膜がちぎれてしまった場合を網膜裂孔と呼び、ちぎれた穴が広がると網膜剥離と呼ばれる病態となります。

今回の場合も裂孔が広がってしまったがために裂孔原性網膜剥離という診断となりました。

 

 

紹介状を手に急いで大学病院へ

クリニックの先生からは「即日入院になるかもしれないよ。」と怖いことを言われ、

看護師さんからは「寄り道せず今すぐに行ってくださいね。」と慌ただしく送り出され大学病院へ向かいます。

1時間程で大学病院に到着し診察を受けます。

 

当然ながら手術が必要という診断は覆りませんでしたが、週明けの1/14に入院と言う事で少し猶予を頂けました。

その理由は剥離を起している箇所が左目の左下方だったという事。下の方の剥離は進行が遅いそうです。

逆に上の方にできてしまった剥離の場合、重力の兼ね合いもあり一気に進行し視力を失う恐れもあるとの事。

これは不幸中の幸いでした。

 

週末に猶予が出た事で職場に顔を出し、仕事の引き継ぎをする事ができました。ホッ。

 

 

いよいよ入院→手術!

いよいよ入院の日がやってきました。午前中に入院手続きを行い病室に案内されました。

当初の話では手術は夕方頃になるだろうとの事でしたので昼ご飯を頂いていました。

「これが病院食か~。なかなかいけるやん。」と呑気に考えながら食べていると看護師さんがやって来ました。

 

「呼ばれました。手術、行きましょう!」

想定外に早かったので心の準備ができていませんでしたが、それがかえって良かったのでしょう。

 

 

眼科手術は宇宙を見ているような不思議な感覚

手術室に通されると、一息つく間もなく次々に器具が装着されていきます。

流石大学病院。手慣れていますね。悪く言えばF1のピット作業のようですが…

 

麻酔を2種類(点眼麻酔・球後麻酔)を施されるといよいよ視界は真っ暗となります。

「失明するとこうなるのか…」ここで少しばかりの恐怖を感じました。

ちなみに、眼科手術の場合は通常局所麻酔で行います。そのため身体の他の部位は自由に動きます。

まばたきについてはまぶたを固定するような器具を装着するのでまばたきできません。これ、ちょっと心配でした。

 

いよいよ手術開始!この時点では怖さというのは全くなくなっていました。

その代わりに感じたのが、真っ暗な視界の中まるで宇宙にいるような不思議な感覚がありました。

言葉では上手く説明できませんが、麻酔で視覚を失った状態で機械の動作音だけが耳に入ってくる状況がそうさせるのでしょうか。

人体には小宇宙が存在すると言われていますが、あたかもそれを眺めているような体験となりました。

 

手術は無事完了!ホッ。

 

 

術後の下向き姿勢がつらい・・・

今回の手術の術式は、硝子体切除術と呼ばれるものです。

硝子体を取り除き、レーザーで剥離箇所を焼き付け、眼球内にガスを注入しました。

一般的には術後一週間の入院となり、今回も一週間の入院となりました。

 

硝子体手術のつらいところは下向き姿勢での安静保持が求められます。

理由は、注入したガスの圧力で再剥離を防ぐため下向きの姿勢が必要となります。

寝るときもうつ伏せ。座るときも下向き。歩くときも下向き。

手術前に先生が「修行のようですが・・・」と仰っていましたがあながち嘘ではありません。

といっても一週間ずっと下向きというわけでもなく、経過により体位制限は緩和されていくようです。

 

入浴については翌日以降に許可ができればシャワーを開始できます。

髪も看護師さんがシャンプーをしてくださったため清潔面で不便になるという事はありませんでした。

眼の手術の場合、あんまり病院内をうろうろもできないので三度の食事が楽しみとなりました。苦笑

 

 

ようやく退院、そして仕事復帰へ

1月21日の午前、経過良好との事で無事に退院できました。今後は外来で経過を診て頂く事となります。

これで網膜剥離の入院・手術レポートを終わります。長文になりましたが読んで頂きありがとうございます。

(記事中の掲載写真はすべてイメージです)

コメント

  1. […] (別サイトにレポート記事を書きましたのでご興味ある方はご覧ください。) […]

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