鍋料理の主役!白菜の栄養素とその働き

東洋医学食材辞典

 

白菜(はくさい)について

白菜はアブラナ科に属する野菜で、晩秋から冬にかけてが旬となります。

中国が原産の野菜で明治時代に日本に入ってきましたが、全国的に栽培されるようになったのは昭和に入ってからだそうです。

一般的な結球ハクサイはカブとツケナの交配種とされています。

 

 

栄養素と東洋医学的効能

白菜の葉にはビタミンCが、根の部分にはビタミンB6モリブデンが多く含まれます。

モリブデンは発がん物質のニトロソアミンの合成することが分かっています。食物繊維の便通効果と合わせ、大腸がんの予防を期待する声もあるようです。

 

東洋医学的には下記の効能が知られています。

  • 消食下気 ⇒ 消化を促進し、胃腸を整える。
  • 清血除煩 ⇒ 浄血作用があり、ストレスを抑える。
  • 通便 ⇒ 便秘を解消する。
  • 解酒毒 ⇒ 酒の毒を解消する。

また、古典では白菜と豆腐の組み合わせが身体に良いとされています。肝陽亢盛体質(肝臓の陽気が過剰に興奮すること)の高血圧に適応します。

鍋料理では豆腐も使用しますので、理にかなった組み合わせとなりますね。

 

 

栄養素の上手な摂り方

白菜を切ると酵素が活性化され酸化が進んでしまいます。切らずに保存しましょう。

ビタミンCを効率的に摂取するためには煮る時間はなるべく短めに。2分程度であれば80%程度保つことが出来ます。

白菜の根は前述のとおり、ビタミンB6とモリブデンが豊富に含まれます。

普段は捨ててしまう部分ですが、千切りにして浅漬けにしたり薄くスライスするとサラダでも食せます。

冬は鍋料理がおいしいですよね。鍋料理でしっかり野菜の栄養を摂りましょう!

(参考書籍:東方栄養新書 メディカルユーコン)

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