消化を助ける野菜!大根の栄養素とその働き

東洋医学食材辞典

大根(だいこん)について

大根はアブラナ科の植物で主に肥大した根を食するほか、葉を食用にする事もあります。

日本国内で広く栽培されており、品種により根の長さ、太さは様々です。

 

 

栄養素と東洋医学的効能

大根に特徴的な栄養素として、ジアスターゼというデンプンの消化酵素をはじめ様々な消化酵素が含まれます。

抗酸化力のあるビタミンCは特に葉の部分に豊富です。

大根の食物繊維リグニンは免疫細胞の働きを活性化したり、整腸作用があります。

 

東洋医学的効能として、下記の効能が知られています。

  • 除風寒 ⇒ 寒気からの風邪を回復させる。
  • 寛胸利隔 ⇒ 胸苦しい感じを解消する。
  • 下気和中 ⇒ 気の巡りを促し、整腸して胃腸の働きをよくする。
  • 化痰消食散結 ⇒ 痰の出を良くし、消化を促す。
  • 解毒 ⇒ 体内の毒素を分解する。

古典には「生食は気を上昇されるが、加熱食は気を降ろす」「朝鮮人参とは作用が正反対のため食してはいけない」といった記述もあります。

 

注意点としては、大根とミカンやパイナップルなどと一緒に食べるとチロキシンという甲状腺ホルモンの働きを抑制してしまい甲状腺の病を誘発する恐れがあります。

 

 

栄養素の上手な摂り方

大根にはカルシウムの吸収を阻害するシュウ酸は含まれません。

そのため、小魚などと煮物にすればカルシウムの吸収がされやすいです。

 

消化酵素のジアスターゼは壊れやすく熱にも弱いため大根おろしは食べる直前に作りましょう。

また、焼き魚に大根おろしを添えるのは焦げに含まれる発がん性物質を解消する為と言われており相性の良い組み合わせです。たっぷり使いましょう。

辛み成分のアリルマスタード油は胃腸の消化を促しますが、アクを取り過ぎると失われてしまいます。

 

(参考書籍:東方栄養新書 メディカルユーコン)

 

 

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